Autor: | Katsuyuki Nishiki, Daigo Kudoh, Nozomu Oshino |
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Rok vydání: | 1982 |
Předmět: | |
Zdroj: | Japanese Journal of Medical Mycology. 23:227-239 |
ISSN: | 1884-6971 0583-0516 |
DOI: | 10.3314/jjmm1960.23.227 |
Popis: | αイミダゾール系抗真菌剤, イソコナゾール (ICZ) の作用機作を知るために, Candida albicans, C. robusta, C. norvegensis, Saccharomyces cerevisiae, ラット肝ミトコンドリア, ヒツジ赤血球を用い, その生体膜機能に対する影響を検討した. 静菌濃度, 殺菌濃度のICZで処理することにより, 菌体外液中のpH変化に続いて, K+, アデノシン, アデニン・ヌクレオチド類, α-glucosidase (E. C. 3. 2. 1. 20) の菌体外漏出,および, p-nitrophenyl-α-D-glucopyranoside (PNPG) に対する非透過性の低下などの細胞膜損傷効果が経時的に誘発され, 菌体自己消化過程の進行を示唆する電顕像を呈するにまで至つた. 殺菌濃度のICZにより生菌および単離ミトコンドリアの呼吸は抑制され, 赤血球に対する溶血作用も認められた. ICZは, 対照薬として用いた clotrimazole (CTZ) に比して, 試験したパラメータのいづれについてもより強い作用を示した. |
Databáze: | OpenAIRE |
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