Studies on body composition and caloric intake of the stable patient on chronic hemodialysis

Autor: Masako Koike, Shinichi Tanaka, Ryugo Sugiyama, Kyoko Komiya, Hisako Aoki, Kazuko Kigawa, Takeshi Suzuki, Hisanobu Motomura, Miho Hida, Chizuko Hama, Honami Fujii, Takeshi Satoh, Kazumi Ono, Hiroshi Saitoh
Rok vydání: 1981
Předmět:
Zdroj: Journal of Japanese Society for Dialysis Therapy. 14:129-132
ISSN: 1884-6203
0288-7045
Popis: 透析者は標準体重に比しるいそう状態でコントロールされているが, より精神力および活力を高めるには, 現在の状態が妥当であるか否かを検討する目的で, 更には安定期透析者の栄養所要量の簡易算定法を確立する目的で, 安定期透析者、 男性50名を対象に体重, 身長および皮下脂肪厚の測定ならびにエネルギー摂取量と臨床検査値 (尿素窒素, クレアチニン, 尿酸, 総タンパク, 総コレステロール, 中性脂肪およびヘマトクリット) との相関を検討し, 次のような結果を得た.(1) 安定期透析者は健常人にくらべやせの状態でコントロールされていた. すなわち, 安定期透析者の体重および皮下脂肪厚は健常人の各々93%および74%であった.(2) カロリー充足率 (消費エネルギー量に対する摂取エネルギー量) と臨床検査値とはヘマトクリット値のみにおいて有意の相関を認め, 他の検査値とは有意め相関を認めなかった. ヘマトクリット値は, エネルギー所要量に比してエネルギー摂取量が十分な群において有意に高値を示した.(3) エネルギー比は, 蛋白質14.7%, 脂肪32.3%, 糖質52.6%であった. これは第1次栄養委員会最終報告と一致していた.
Databáze: OpenAIRE