A Case of Multiple Cavernous Hemangiomas of the Liver
Autor: | Yasuaki Miki, Tomoyuki Tanaka, Isao Nagai, Senya Ohshima, Toshihiro Oohata, Toshiya Bessho, Keisuke Nose, Junichi Sumimura, Masayoshi Inoue, Hiroaki Takenaka, Hiroya Yokochi |
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Rok vydání: | 1993 |
Předmět: | |
Zdroj: | The Japanese Journal of Gastroenterological Surgery. 26:2055-2059 |
ISSN: | 1348-9372 0386-9768 |
Popis: | 症例は52歳の男性の開業医である.腹部超音波検査, CT検査にて肝両葉に径3~6cmの腫瘤を計7個認めた.造影CTでは腫瘤辺縁が増強され, 肝内の分布状態から, 転移性肝癌が最も疑われた.Magnetic resonance imaging (以下MRI) ではT1強調にて低信号, T2強調にて均一な高信号領域で示された.血管造影では動脈相早期から静脈相終了後までの造影剤のpoolingがあり, 肝血管腫の可能性も示唆された.血中CEA値は正常範囲で, 上部消化管造影X線検査, 注腸造影X線検査も正常であった.手術所見では肝左葉に暗赤色の斑状模様の弾力ある腫瘤の露出を認めた.診断確定のため肝左葉外側区域切除を行い, 術中迅速組織診にて海綿状血管腫の診断を得た.肝海綿状血管腫は一般に単発性が多く, 自験例のように転移性肝癌との鑑別に苦慮した症例は比較的まれと思われるので文献的考察を加えて報告した. |
Databáze: | OpenAIRE |
Externí odkaz: |