Effect of Dietary Intake on LDL-cholesterol and Visceral Fat in Obese Women: Comparison between Pre- and Postmenopausal Women

Autor: Motoomi Nakamura, Toshitaka Matsuyama, Katsumi Imai, Kazue Itoh, Takashi Masuda, Hitomi Itoh, Ririko Koga, Misuzu Tanaka, Shimako Abe
Rok vydání: 2003
Předmět:
Zdroj: Nippon Eiyo Shokuryo Gakkaishi. 56:213-220
ISSN: 1883-2849
0287-3516
DOI: 10.4327/jsnfs.56.213
Popis: 中高年肥満女性を閉経前群, 閉経後群に分け, LDL-コレステロール (LDL-C) および内臓脂肪に影響を及ぼす食事因子を, 3カ月間の減量指導による内臓脂肪減少時および減量指導終了より1年後の内臓脂肪増加時について検討した。減量指導開始時に, BMIは群間に有意差を認めないにも関わらず, 内臓脂肪, LDL-Cは閉経後群が閉経前群に比し有意に高値を示した。減量指導後, 体重, BMI, 内臓脂肪は両群ともに有意に低値を示し, LDL-Cは閉経前群でのみ有意に低下し, 閉経後群は低下傾向を示したが有意ではなかった。LDL-Cの減少に内臓脂肪が正の相関を示し, 閉経後群で有意であった。重回帰分析の結果より, 閉経後群のLDL-Cの減少に内臓脂肪と砂糖摂取量, 脂質エネルギー比が正の関連を認め, 内臓脂肪の減少には嗜好飲料類摂取量が閉経の有無に関係なく有意な正の関連を認めた。減量指導終了より1年後, 標準体重当りエネルギー摂取量は両群ともに有意に増加し, 内臓脂肪は増加傾向を示し, LDL-Cは両群ともに有意に上昇した。内臓脂肪の増加に砂糖摂取量が正の相関を閉経後群で示し, エネルギー補正後も有意であった。以上より, 中高年肥満女性のLDL-Cの減少に内臓脂肪が正に関与し, 内臓脂肪の変動にはショ糖および脂質が閉経の有無に関係なく正に関与することが示唆された。
Databáze: OpenAIRE