CURATIVE SURGERY FOR COLON CANCER IN AN 101-YEAR-OLD WOMAN

Autor: Yasuhiro Toyoda, Shigeru Kurisu, Masahiko Umeki, Takashi Koyama, Takeshi Hatta, Hiromi Maeda
Rok vydání: 2003
Předmět:
Zdroj: Nihon Rinsho Geka Gakkai Zasshi (Journal of Japan Surgical Association). 64:2543-2546
ISSN: 1882-5133
1345-2843
DOI: 10.3919/jjsa.64.2543
Popis: 本邦の高齢化は年々進んでおり, 100歳以上超高齢者開腹手術症例も今後増加してゆくものと思われる.今回101歳横行結腸癌根治手術例を経験したので報告する.症例は101歳,女性.血便を機に近医で精査され,横行結腸癌と診断され,当院に紹介となった.横行結腸癌に対し,結腸右半切除・小腸合併切除術を施行した.小腸浸潤が認められたがリンパ節転移・肝転移・腹膜播種はなく,根治度Aの手術が可能であった.術後経過は良好で合併症もなく,術後15日に軽快退院した.本邦における100歳以上超高齢者開腹手術例は自験例を含めて14例報告されているが,待期手術は自験例を含めて3例あり, 3例ともに大腸癌症例で死亡例はない. 100歳以上超高齢者といえども重症基礎疾患を有する症例を除いては,大腸癌程度の手術侵襲の手術であれば現時点では待期手術であれば安全に手術が可能である.
Databáze: OpenAIRE