Two Cases of Treatment of Retro-odontoid Pseudotumor Associated with Non-rheumatoid Atlanto-axial Instability

Autor: Fuminori Kanaya, Satoshi Kuroshima, Taketsugu Gaja, Hirokazu Nohara, Takayoshi Rokkaku, Shinji Miyoshi
Rok vydání: 2009
Předmět:
Zdroj: Orthopedics & Traumatology. 58:254-260
ISSN: 1349-4333
0037-1033
DOI: 10.5035/nishiseisai.58.254
Popis: 我々は非リウマチ性環軸椎不安定症に伴う歯突起後方偽腫瘍により進行性の頚髄症を呈した2例に対して後方除圧固定術を施行し症状の改善と偽腫瘍の消退を認めた.1例目は77歳,男性.主訴は両手指巧緻運動障害と歩行障害であった.頚椎MRIで歯突起後方に偽腫瘍像を認め,頚髄は圧迫され,C4/5レベルで頚椎症性変形に伴いT2強調像で髄内高信号の所見を認めた.手術は後弓切除後,軸椎両側に椎弓根スクリューを刺入,C3まで後頭頚椎固定とC4からC7まで椎弓形成術を施行した.MRIで偽腫瘍は縮小し,術後11カ月でほぼ消失した.2例目は70歳,女性.主訴は両手指巧緻運動障害と歩行不能であった.頚椎X線像は環軸関節の不安定性を認め,頚椎CTで石灰化を伴う歯突起後方偽腫瘍像を認めた.頚椎MRIで頚髄は偽腫瘍により圧迫されていた.手術は後弓切除とC2椎弓上縁を部分切除後,環軸椎固定術を施行した.術後1年2カ月の頚椎CTで石灰化像は消退した.
Databáze: OpenAIRE