Seasonal and Interannual Variations of the Volume Transport through the Tsugaru Strait

Autor: Takahashi Shingo, Ichiro Kanomata, Hisashi Matsubara, Yoshinori Nishida, Shinichi Sato, Iori Tanaka
Rok vydání: 2003
Předmět:
Zdroj: Oceanography in Japan. 12:487-499
ISSN: 2186-3105
0916-8362
DOI: 10.5928/kaiyou.12.487
Popis: 潮流成分(日周潮・半日周潮流)が除去された津軽暖流の流量を求めるため, 津軽海峡西口において, ADCP(Acoustic Doppler Current Profiler)を用いた4往復観測を1993年11月から季節毎に22回行った。調査より得られた津軽暖流の平均流量は約1.5Sv(1Sv=106m3s )であった。津軽暖流の日平均流量(Q:Sv)と深浦と函館の水位差(Δη:cm)との相関関係から,以下に示す回帰式が得られた。Q=0.0271Δη+0.933上記の回帰式と深浦と函館の水位差を用いて1959年以降の津軽暖流流量を推定した。流量は10年規模の長周期で変動する傾向にあった。また,流量の季節変動幅が約0.3Sv,経年変動幅が約0.3Svと両者はほぼ同じであった。
Databáze: OpenAIRE