Successful resection of lung tumor invading medistinum with reconstruction of carotid artery and subclavian artery by Y-graft

Autor: Tetsushi Suito, Akira Yoshizu, Taichiroh Gotoh
Rok vydání: 2002
Předmět:
Zdroj: The Journal of the Japanese Association for Chest Surgery. 16:166-171
ISSN: 1881-4158
0919-0945
DOI: 10.2995/jacsurg.16.166
Popis: 症例は52歳, 男性.主訴は嗄声.左総頸動脈・鎖骨下動脈を取り囲んで上縦隔に肺腺癌が存在した.手術は胸骨縦切開に左頸部襟状切開を加えて開胸した.Yグラフトの一端を上行大動脈に端側吻合し, 他の一端の片方を総頸動脈に, 別の片方を鎖骨下動脈に端々吻合した.左腕頭静脈は結紮切断し, 腕神経叢の1部と胸椎骨膜を合併切除して, 腫瘍を含む肺を切除した.放射線治療を行い, 術後44日目に退院した.術後約2年半経過した現在, 再発なく外来通院中である.リンパ節転移のない肺癌症例では, 左総頸動脈・鎖骨下動脈を再建して肺切除を行うことで良好な結果をえられることがあると考える.
Databáze: OpenAIRE