Clinicostatistical study or treatment of ameloblastoma

Autor: Mitsuru Yama, Takashi Kakizawa, Yoshinori Ide, Masayuki Takano, Kenichi Hatada, Takashi Takaki, Hiroyasu Noma, Gen-yuki Yamane, Akira Katakura, Takahiko Shibahara, Yasutomo Yajima, Morio Tonogi
Rok vydání: 1999
Předmět:
Zdroj: Journal of Japan Society for Oral Tumors. 11:143-150
ISSN: 1884-4995
0915-5988
Popis: 今回の目的は当講座における1966年から1994年までの29年間の190例のエナメル上皮腫の治療法について検討することである。年齢, 性差, 発生部位についての統計学的結果は, ほぼ他の研究者の結果と一致していた。1960年代では43例中35例 (81.4%) に摘出術を, 1990年代では27例中16例 (59.3%) に顎骨部分切除術を施行していた。下顎骨の欠損は1968年より腸骨ブロックによって再建しているが, 1975年からは腸骨ブロックとPCBMの複合移植を施行していた。1977年より下歯槽神経の欠損に大耳介神経を用いて移植を行っており, 最近では, プルスルーテクニックを施行している。このように下顎骨と神経の再建法が確立されれば, 可能な限り根治的に手術を行うことができる。再発症例は17例で初回治療に摘出術を施行していた。従ってエナメル上皮腫の初回の治療法はとても重要であり, 可能な限り根治的に手術を行うべきと考えられた。最初の手術から9年4ケ月後に再発した症例もあることから, エナメル上皮腫の経過観察は10年以上行う必要があると考えられた。全体の約4分の3の患者に術後経過観察を行っていなかったことは再考すべき課題であった。
Databáze: OpenAIRE