A CASE OF METASTATIC TUMOR IN THE LIVER WITH SPONTANEOUS REGRESSION. METASTATIC TUMOR, SPONTANEOUS REGRESSION

Autor: Yoshihiko KOMATSU, Yuh SAKATA, Makoto ISHIZAWA, Tadashi AIZAWA, Shigetoshi YANAGIYA, Ikuo TABATA, Junichi ISHIWATA
Rok vydání: 1975
Předmět:
Zdroj: Nihon Naika Gakkai Zasshi. 64:1160-1166
ISSN: 1883-2083
0021-5384
DOI: 10.2169/naika.64.1160
Popis: 肝シンチグラムで巨大な限局性欠損像を認め,肝良性腫瘍と診断し経過観察中,欠損像が自然縮小し確定診断の目的で開腹術を施行した結果,転移性肝癌であつた症例(20才の未婚女性)を報告した.本症例は胆管末端部,および,その周囲のリンパ節にも組織学的に悪性病変を認め,肝の悪性病変も膵癌の転移を示唆しており,初診後1年余を経た今日でも経過はきわめて良好である.肝シンチグラムで限局性欠損像の著明な自然縮小を認め,癌の自然退縮の可能性を示唆する希な症例である.なお本症例は経口避妊薬を使用しており,その服用中止後と欠損像の縮小とが時期的にほぼ一致していることから,癌との関連性もうかがわれ興味深い.
Databáze: OpenAIRE