Neuropathological Studies on Aged Japanese Monkeys (Macaca fuscata) on Cerebral Vascular Changes of Aged Monkeys

Autor: Yuichi Tamura, Iwao Moriuchi, Masuyuki Namba, Toshinori Mori, Keiichi Sone, Takashi Yashiki, T. Iwata, Tsuyoshi Yoshimura, Sumie Ikeda, Kenji Ikeda, Toshihiro Iwato, Taishi Mikami
Rok vydání: 1978
Předmět:
Zdroj: Nippon Ronen Igakkai Zasshi. Japanese Journal of Geriatrics. 15:600-606
ISSN: 0300-9173
DOI: 10.3143/geriatrics.15.600
Popis: 老ニホンザル脳の血管変化を検討し, つぎの結論を得た. 1) 脳内小動脈には老年性変化が認められ, それはヒトの congophilic angiopathy に一致している. 2) この血管と老人斑の間には極めて密接な関係が認められる. 3) かかる血管変化はニホンザル年齢で20歳すぎから明瞭になり始める. 4) ヒトの高血圧性動脈病変と Status lacunaris に類似するものはニホンザルでは線条体と視床において軽度にみられる. また淡蒼球の血管壁に多数の黄色色素が見出される. 5) 高血圧性病変および脳底動脈の粥状硬化病変は認められない. 6) 大脳で皮質表層にヒトの“Kapillarfibrose”に一致する静脈変化が認められる.
Databáze: OpenAIRE