A Case of Quadricuspid Aortic Valve with Aortic Regurgitation

Autor: Shigeo Imai, Noriyoshi Yamamoto, Katsumi Motohiro
Rok vydání: 1994
Předmět:
Zdroj: Japanese Journal of Cardiovascular Surgery. 23:276-279
ISSN: 1883-4108
0285-1474
DOI: 10.4326/jjcvs.23.276
Popis: 症例は61歳の男性で, 失神発作を主訴に来院した. 心エコー検査, 血管造影にて大動脈弁閉鎖不全症と診断し, 手術を施行し, 大動脈四尖弁と判明した. Accessory cusp は左冠尖と右冠尖の間に存在し, 大きさはほぼ同大であった. SJM弁による大動脈弁置換術を行い, 経過は良好であった. 大動脈四尖弁はまれな疾患で, わが国での手術報告例は15例あり, 大動脈二尖弁と比較し, 大動脈弁閉鎖不全を呈し, 冠動脈異常を合併することが多く, また感染性心内膜炎の合併は少なかった. 術前診断が可能であった症例は15例中11例あり, 実際に術前に診断されていた症例は7例であった.
Databáze: OpenAIRE